ファッション雑誌編集者のワンチェン(チャン・チュンニン)と、彼女を献身的に支える同棲中の恋人ハオジエ(ピーター・ホー)は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことに。2人で一緒に育て始めるが、ワンチェンが仕事に夢中になっていくなかで、少しづつ生活のバランスが変化していく。言い争いやすれ違いが多くなり、ワンチェンの仕事にもトラブルが続く。次第に大切なものが見失われていくなかで、リラが余命わずかな病に侵されてしまう……。
- 1975年9月13日生まれ、アメリカ、カリフォルニア州出身。両親は香港人でアメリカ生まれ、台湾でスカウトをされたことがきっかけで俳優デビュー。1999年に香港映画「真心話」に主演し注目される。
2000年のドラマ『グリーン・ディスティニー』をきっかけに中国で大人気となり、『続・風雲』『泰王李世民』『始皇帝暗殺荊軻』『夜半歌聲』『中華英雄』『少年楊家将』ほか立て続けに主演、台湾では『星が輝く夜に』『原味の夏天~僕たちの終わらない夏~』、2010年に久々に台湾で自らの初プロデュースドラマ『泡沫(うたかた)の夏』に主演した。2011年『僕らはふたたび恋をする~真心請按兩次鈴』でチャン・チュンニンとコンビを組む。
さらに最近では、2013年の主演ドラマ「Shining Days」(中国)が大ヒット、その展開ぶりは「韓国ドラマを超えた」と言われ、中国でネット視聴のページビューは25億回を突破している。
日本では織田祐二と共演した2003年の映画『T.R.Y』や『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(2003年)『着信アリ2』(2005年)に出演。2007年には、NHK土曜ドラマ『上海タイフーン』に出演して一気に知名度が上がり、日本人ファンが急増した。同年台湾映画『DNAがアイ・ラブ・ユー(基因決定我愛你)』に主演、2009年にはチャン・ツィイー(章子怡)、ソ・ジソプと共演した『ソフィーの復讐』が日本でも公開された。また、歌手としてもアルバムを13枚出しており、中国でのCM出演は数え切れない。
- 1982年9月4日ドイツ生まれの台湾人。国立台北大学法学部在学中にスカウトされたことがきっかけで俳優デビュー。MVやCMに続いて2003年ドラマ『心動列車』に出演、2004年に「夢遊ハワイ」のヒロインでスクリーンデビュー、2005年『南方紀事之浮世光影』2006年『心靈之歌』と立て続けに主演映画が続き、2006年のドラマ『ザ・ホスピタル』でジェリー・イエンの恋人役に抜擢され、一躍注目される。当時グイ・ルンメイ(桂綸鎂)と共に"いま台湾で監督が一番使いたい若手女優"となり、映画では『詭絲 Silk』(2006年、江口洋介、チャン・チェン主演)『ビバ!監督人生』(2007年、ニウ・チェンツァ監督・主演)、日台合作の『鬪茶〜Tea Fight〜』(2007年、ヴィック・チョウ主演)などオファーが絶えず、『ビバ!監督人生』での演技が評価され、この年の台北映画祭で主演女優賞に輝いた。
この後も『ブラック&ホワイト』『ハチミツとクローバー』『晴れのちボクらは恋をする~幸福最晴天』『僕らはふたたび恋をする~真心請按兩次鈴』など不動のドラマヒロインの座を確立。アーロン・クォック(郭富城)主演の『殺人犯』で香港映画にも出演、日本人監督小出正雪の『とべないとり』や倍賞千恵子主演の『東京に来たばかり』など日本との縁も深い。CMでは、花王のASIENCEで日本のお茶の間にも初登場。現在もCanon、コーセー、EDWINなどのキャラクターをつとめている。
- 11月5日北海道生まれ。2010年、GirlsAward2010SPRING/SUMMERモデルオーディションでグランプリ受賞。同年、琉球アジアコレクションにモデル出演。その後女優としても活動の場を広げ、2012年には舞台、映画、テレビと活躍。映画は、2012年『FASHION STORY』に出演、2013年沖縄国際映画祭で上映された、日本と香港の共同製作『BLUE BIRD』(堀江慶監督)に出演している。今後、日本国内だけでなく世界に視野を向け活躍の場をひろげていく注目の女優。
- 11月21日台湾生まれ、大企業の御曹司で190㎝という高身長を生かして2005年からモデルを始める。同様のセレブリティ、高身長、イケメンということでギャビー・ラン(藍鈞天)、ビクター・チェン(陳紹誠)、ゴッドフライ・ガオ(高以翔)と共に「流星花園〜花より男子」になぞらえて"リアルF4"と呼ばれる。2007年『スウィートラブ・シューター~鬥牛要不要』、2009年『桃花タイフーン(桃花小妹)』、2012年『白色之戀』、2013年『愛情ATM』ほか多数ドラマに出演。
- 3月4日台湾生まれ。大愛テレビで10年ドラマ制作に従事、2008年に台湾のエミー賞と言われるゴールデン・ベル・アワードでは『撿稻穗系列-黃金線』で、2010年に『あの日を乗り越えて』で2度の監督賞を獲得している。2010年のドラマ『秋のコンチェルト』では記録的な高視聴率を獲得。『王子様の条件~Queen Loves Diamonds~』でもタッグを組んだヴァネスがプロデューサーとなり制作した『あの日を乗り越えて』は、そのクォリティの高さで日本でも放送された。そして、2012年にプロデューサーのリー・ガンがテレビ局と組んだ“台湾に嫁いできた外国人女性”を描いた四部作プロジェクト「内人外人」の監督の一人に起用され、『吉林的月光』を監督。