なにがあっても忘れないよ、リラと過ごした幸せな瞬間ーー。だから神様、あともう少しだけ時間をください。
今年 台湾で最も泣ける感動作。愛犬との切なくも美しい絆の物語。

INTRODUCTION

今年台湾で最も“泣ける”と注目の感動作多くの女性達が涙した原田マハの感動小説、台湾で映画化。

台湾でも多くのファンに愛されている原田マハのベストセラー小説「一分間だけ」を、台湾のスタッフ・キャストにより映画化した日台合作作品。アジアを中心に人気実力ともにトップスターの台湾俳優、ピーター・ホー、チャン・チュンニンが主演で顔を揃え、日本からは、海外に活躍の場を広げる国際派女優・池端レイナが参加。監督は、台湾のテレビドラマのアカデミー賞である金鐘獎で数々の賞を受賞し、「秋のコンチェルト」で記録的な高視聴率を獲得したチェン・フイリン。新鋭女性監督として注目が集まる中、本作が映画初監督作品となる。プロデューサーには、アカデミー賞監督アン・リーの弟であるガン・リーと、様々な日本カルチャーを世界に発信するクリエイティブグループbeachwalkers.の吉田正大がタッグを組んだ。撮影は、台北を中心に行われ、感動のヒューマンドラマとともに、台湾の“カワイイ”美術や風景なども見所である。

第9回大阪アジアン映画祭「台湾ナイト」にてワールドプレミア上映!

2014年3月に行われた「第9回大阪アジアン映画祭」にて『KANO』など数々の台湾映画とともに出品、本作は「台湾ナイト」でワールドプレミア上映された。鑑賞チケットは30分で即完。場内にはすすり泣く声が響き、上映後は鳴り止まない拍手が送られた。台湾でも日本同時期となる5月9日から公開される。

STORY

リラが私たちにくれたのは、幸せな“家族”の時間。お願い、あともう少しだけ、私たちに“家族”の時間をください―。

ファッション雑誌編集者のワンチェン(チャン・チュンニン)と、彼女を献身的に支える同棲中の恋人ハオジエ(ピーター・ホー)は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことに。2人で一緒に育て始めるが、ワンチェンが仕事に夢中になっていくなかで、少しづつ生活のバランスが変化していく。言い争いやすれ違いが多くなり、ワンチェンの仕事にもトラブルが続く。次第に大切なものが見失われていくなかで、リラが余命わずかな病に侵されてしまう……。

CAST STAFF

CAST
STAFF
ピーター・ホー(何潤東)ハオジエ役(ワンチェンの恋人)
1975年9月13日生まれ、アメリカ、カリフォルニア州出身。両親は香港人でアメリカ生まれ、台湾でスカウトをされたことがきっかけで俳優デビュー。1999年に香港映画「真心話」に主演し注目される。
2000年のドラマ『グリーン・ディスティニー』をきっかけに中国で大人気となり、『続・風雲』『泰王李世民』『始皇帝暗殺荊軻』『夜半歌聲』『中華英雄』『少年楊家将』ほか立て続けに主演、台湾では『星が輝く夜に』『原味の夏天~僕たちの終わらない夏~』、2010年に久々に台湾で自らの初プロデュースドラマ『泡沫(うたかた)の夏』に主演した。2011年『僕らはふたたび恋をする~真心請按兩次鈴』でチャン・チュンニンとコンビを組む。
さらに最近では、2013年の主演ドラマ「Shining Days」(中国)が大ヒット、その展開ぶりは「韓国ドラマを超えた」と言われ、中国でネット視聴のページビューは25億回を突破している。
日本では織田祐二と共演した2003年の映画『T.R.Y』や『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(2003年)『着信アリ2』(2005年)に出演。2007年には、NHK土曜ドラマ『上海タイフーン』に出演して一気に知名度が上がり、日本人ファンが急増した。同年台湾映画『DNAがアイ・ラブ・ユー(基因決定我愛你)』に主演、2009年にはチャン・ツィイー(章子怡)、ソ・ジソプと共演した『ソフィーの復讐』が日本でも公開された。また、歌手としてもアルバムを13枚出しており、中国でのCM出演は数え切れない。
チャン・チュンニン(張鈞甯)ワンチェン役
1982年9月4日ドイツ生まれの台湾人。国立台北大学法学部在学中にスカウトされたことがきっかけで俳優デビュー。MVやCMに続いて2003年ドラマ『心動列車』に出演、2004年に「夢遊ハワイ」のヒロインでスクリーンデビュー、2005年『南方紀事之浮世光影』2006年『心靈之歌』と立て続けに主演映画が続き、2006年のドラマ『ザ・ホスピタル』でジェリー・イエンの恋人役に抜擢され、一躍注目される。当時グイ・ルンメイ(桂綸鎂)と共に"いま台湾で監督が一番使いたい若手女優"となり、映画では『詭絲 Silk』(2006年、江口洋介、チャン・チェン主演)『ビバ!監督人生』(2007年、ニウ・チェンツァ監督・主演)、日台合作の『鬪茶〜Tea Fight〜』(2007年、ヴィック・チョウ主演)などオファーが絶えず、『ビバ!監督人生』での演技が評価され、この年の台北映画祭で主演女優賞に輝いた。
 この後も『ブラック&ホワイト』『ハチミツとクローバー』『晴れのちボクらは恋をする~幸福最晴天』『僕らはふたたび恋をする~真心請按兩次鈴』など不動のドラマヒロインの座を確立。アーロン・クォック(郭富城)主演の『殺人犯』で香港映画にも出演、日本人監督小出正雪の『とべないとり』や倍賞千恵子主演の『東京に来たばかり』など日本との縁も深い。CMでは、花王のASIENCEで日本のお茶の間にも初登場。現在もCanon、コーセー、EDWINなどのキャラクターをつとめている。
池端レイナ 杏子役(日本人モデル)
11月5日北海道生まれ。2010年、GirlsAward2010SPRING/SUMMERモデルオーディションでグランプリ受賞。同年、琉球アジアコレクションにモデル出演。その後女優としても活動の場を広げ、2012年には舞台、映画、テレビと活躍。映画は、2012年『FASHION STORY』に出演、2013年沖縄国際映画祭で上映された、日本と香港の共同製作『BLUE BIRD』(堀江慶監督)に出演している。今後、日本国内だけでなく世界に視野を向け活躍の場をひろげていく注目の女優。
ディン・チュンチェン(丁春誠)リーシャン役(ワンチェンの同僚)
11月21日台湾生まれ、大企業の御曹司で190㎝という高身長を生かして2005年からモデルを始める。同様のセレブリティ、高身長、イケメンということでギャビー・ラン(藍鈞天)、ビクター・チェン(陳紹誠)、ゴッドフライ・ガオ(高以翔)と共に「流星花園〜花より男子」になぞらえて"リアルF4"と呼ばれる。2007年『スウィートラブ・シューター~鬥牛要不要』、2009年『桃花タイフーン(桃花小妹)』、2012年『白色之戀』、2013年『愛情ATM』ほか多数ドラマに出演。
監督:チェン・フイリン(陳慧翎)
3月4日台湾生まれ。大愛テレビで10年ドラマ制作に従事、2008年に台湾のエミー賞と言われるゴールデン・ベル・アワードでは『撿稻穗系列-黃金線』で、2010年に『あの日を乗り越えて』で2度の監督賞を獲得している。2010年のドラマ『秋のコンチェルト』では記録的な高視聴率を獲得。『王子様の条件~Queen Loves Diamonds~』でもタッグを組んだヴァネスがプロデューサーとなり制作した『あの日を乗り越えて』は、そのクォリティの高さで日本でも放送された。そして、2012年にプロデューサーのリー・ガンがテレビ局と組んだ“台湾に嫁いできた外国人女性”を描いた四部作プロジェクト「内人外人」の監督の一人に起用され、『吉林的月光』を監督。

ORIGINAL

原作:原田マハ「一分間だけ」(宝島社文庫)

2005年『カフーを待ちわびて』で第一回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞。
2012年『楽園のカンヴァス』で第二十五回山本周五郎賞受賞。
主な著作に『一分間だけ』『#9』(宝島社)、『さいはての彼女』(角川書店)、『ごめん』『風のマジム』(講談社)、『キネマの神様』(文藝春秋)、『翼をください』(毎日新聞社)、『インディペンデンス・デイ』(PHP 研究所)、『星がひとつほしいとの祈り』(実業之日本社)、『本日は、お日柄もよく』(徳間書店)、『まぐだら屋のマリア』(幻冬舎)、『でーれーガールズ』(祥伝社)、『永遠をさがしに』(河出書房新社)、『旅屋おかえり』(集英社)、『生きるぼくら』(徳間書店)、『ジヴェルニーの食卓』(集英社)。近著に『総理の夫』(実業之日本社)を2013年7月に発売。

THEME

原作:原田マハ「一分間だけ」(宝島社文庫)

フジテレビ系列で放送中の人気青春リアリティ番組「テラスハウス」に出演し話題を集めたシンガー住岡梨奈が主題歌を担当。
音速ライン藤井敬之とともに書き下ろした楽曲「一分間だけ」。住岡梨奈の優しく心に響き渡る歌声が、物語の感動を昇華させていく。

1990年2月15日生まれ 北海道出身
高校生の頃からアコースティックギターを持ち、オリジナル曲を作詞・作曲。札幌市内のライブハウスを中心に活動を始める。2012年6月、シングル「feel you」【「るろうに剣心」新京都編 後篇エンディング主題歌】でデビュー。個性溢れるヴォーカルスタイル、キュートで飾らないキャラクターに透明感のあるビジュアルで独自の存在感をもつ存在に。2013 年、iTunes 期待の新人「2013 年new ARTISTS」に選出される。7 月から海辺のシェアハウスで共同生活を送る様子を放送している人気テレビ番組「テラスハウス」(フジテレビ系全国( 一部のぞく)毎週月曜日23:00 ~ 23:30)に出演。一度聴いたら忘れられない<声>が瞬く間に話題となり一躍大注目のアーティストに。この番組をきっかけに生まれた曲の数々は多くの視聴者、またリスナーの共感を呼び、アルバム「ツムギウタ」(2013.11.27 リリース) 発売記念イベントは全国各地大盛況。2014年、2月26日に4thシングル「言葉にしたいんだ」リリース。この曲は「テラスハウス」における共同生活で彼女自身が感じた思いや共に過ごしたメンバーへの感謝が込められた曲となり、自身の番組卒業ソングに。その等身大の歌詞と楽曲世界がオンエアと同時に大きな話題を呼びiTunes を含める9 つの配信チャートで1位を獲得。(なお、iTunes 週間ランキングは3位も獲得)その後、スタートした初の全国ワンマンツアー住岡梨奈 first tour 2014 ”ツムギウタウ” は各地チケットはソールドアウト。続く春4 月からはsecond tourを全国5大都市にて開催。今、もっとも飛躍が期待されるアーティストのひとりである。